以前は、シャワーを浴びても水をはじいてほとんどタオルがいらなかったのに、だんだん水をはじかなくなってきたという経験はありませんか?
赤ちゃんの肌はなんであんなにみずみずしくツルツルしているのでしょうか。
その秘密をさぐっていきましょう。
赤ちゃんのようなツルツル肌になるために、まずは皮膚の構造をよく知っておくことが大切です。
皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層と、汗腺、皮脂腺、毛などの付属器官からなっています。
表皮は皮脂と汗が混ざり合って皮脂膜をつくり、皮膚をおおっています。
これが天然のクリームとして皮膚の乾燥を防ぎ潤いを保ちほこりや細菌などからからだを守ります。、
通常は弱酸性で細菌の増殖が防止されていますが、アルカリ性に傾くと過敏になり炎症を起こしやすくなります。
表皮はさらに、「角質層」「顆粒層」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層」の4つの層からできています。
表皮の一番下の基底層では常に細胞分裂が行われ、新しい細胞を作っています。
ここで生まれた細胞が徐々に上へ押し上げられ最終的に角質細胞となって皮膚の表面に達しフケやアカとなってはがれていきます。
この新陳代謝のサイクルをターンオーバーと呼び、このターンオーバーが充分に行われていることが美しい肌の条件となります。
ターンオーバーが充分に行われていると、大きさも形も一定の角質細胞がきれいに並び、キメの整った肌になります。
正常な新陳代謝は約28日周期で起こりますが、年をとると、このサイクルは長くなります
一番外側にある角質層は、様々な刺激から身体を守る役目をしてくれます。
主成分は角質層ケラチンというタンパク質です。
ケラチンは水分を吸収する力、伸縮性が強く抵抗力もあり、皮膚を保護する役目をしています。
また、角質層の水分量は約10〜20%に保たれています。
天然保湿因子(NMF)と細胞間脂質が水分を保持してくれます。
健康な角質には天然保湿因子(NMF)がタップリ含まれていていつもぷるぷる潤いと透明感のある肌になります。
スキンケアのほとんどはこの角質のお手入れにつきるといってもよいくらいです。
本来ならお肌が一番乾燥する季節は冬。でも、最近は夏でもエアコンなどの影響もあって、お肌はいつも乾燥気味です。
常にケアしていないと、しっとりとみずみずしいお肌は保てません。